Androidデビュー

日経ソフトウェア2011年2月号の『Androidアプリ開発で学ぶプログラミング』という記事に従って、環境設定から初アプリ、実機テストまで一通り試してみた。飯塚康至さんという方が書いておられる記事だ。
まず最初に誰もがつまずく開発・実行環境の設定だが、記事は非常に丁寧に書かれていてその通りにやるとしっかりと環境構築を問題なくできた。

日経ソフトウエア 2011年 02月号 [雑誌]

日経ソフトウエア 2011年 02月号 [雑誌]

このようなチュートリアルをやる際は、マイナーバージョンも含めて記事とまったく同じようにすることだ。大体うまくいかない原因はすでに自前のJREとかを持っていて、その部分は使い回そうとかするとどこかではまってしまいどうしようもなくなるケースが多い。まずは「そのまま」やってみて、ちゃんと動くようになってからいろいろ設定やパスの変更を試してみるとよい。

この記事では数独を作ることになっているが、ルールを知らないので簡単はTwitterビューワーアプリを作ってみた。こちらのすばらしい記事を参考にさせていただいた。
http://labs.techfirm.co.jp/android/cho/751

はまりどころとしては、他のエディター(Eclipse以外)でXMLファイルを編集したりすると、mail.out.xmlみたいなのが作成されて実行するとエラーになることがある。その場合はmail.out.xmlを削除した後、「クリーン」とやると大概直る。
実機の部分に関してはSoftbank 003sh(ガラパゴス)を使っているので、この記事とは違う方法が必要だった。

003shで自作アンドロイドアプリを動かすための設定は、こちらに詳しく書いてある。
http://masterka.seesaa.net/article/175457317.html

実機で実行するためには、端末側で「設定」→「アプリケーションの設定」→「開発」で「USBデバッグ」をONにする。当然USBケーブルでPCにつなぐ。

設定が終わったら「実行」→「実行構成」で出てくるタブの「ターゲット」を選択する。そこで「手操作」を選ぶ。するとターゲット名に実機端末がリストされているはず。それを選んで「実行」するとアプリが端末に転送される。

Javaから離れて数年のブランクがあるが、やはりJavaはわかりやすい。数時間で簡単なTwitterビューワーアプリを作って、実機で動かすことができるようになった。