iPhoneがアイルランドに登場
各地でうわさを振りまいているiPhoneがアイルランドで発売されることが正式に決定した。
納入先はO2。きわめて妥当な結果となった。
http://www.o2online.ie/wps/wcm/connect/O2/Home/Shop/Phones/iPhone/Find+out+more
端末価格は、8GB仕様が399ユーロ、16GBのが499ユーロらしい。
月額のプランは以下のとおり。
45ユーロで175分の通話、100テキストメッセージ、1GBのデータ通信
65ユーロで350分の通話、150テキストメッセージ、1GBのデータ通信
100ユーロで700分の通話、250テキストメッセージ、1GBのデータ通信
iPhoneをめぐっては各国のキャリアがしのぎを削って、自社に納入してもらおうとやっきになっていたが、大体はその国のNo1通信事業者がその栄誉に預かってきた。
フランスではOrange、ドイツがT-Mobile、イギリスがO2と各国の電電公社系が軒並み足をそろえている。しかしそのセールスは米国での成功とはほど遠く思ったより期待外れの様相を呈している。
http://japan.cnet.com/column/europe/story/0,3800077429,20366259,00.htm?ref=rss
アイルランドもO2が最大手のキャリアであるため、あまり面白みのない展開となっている。人口は413万と少ないが経済は活況で首都のダブリンはヨーロッパで最も物価の高い町の一つとして知られている。
ドコモのimodeも実はこのO2アイルランドで展開している。イギリスのほうはimode撤退するわけだが、アイルランドのO2は異なった判断を下しているようだ。昨年からはWAP端末にもimodeブランドを適用したO2アイルランド。iPhoneと絡めた戦略は果たして奏功するだろうか。