サンのJava Hot Topicに行ってきた。NetBeans 6の全部!

Sun Microsystemsが毎月開催しているセミナーであるJava Hot Topic。気にはなっていたけどなかなか行く機会がなかった。最近新しいPCにして、大型のIDEでも快適に動かせるようになったので、以前から使ってみたかったNetBeans6をインストールして使っている。

以前(と言ってももう何年も前だが)に古いバージョンをインストールしたときの感想は「重っ!」だった。その当時でもまずまずのスペックのPCを使っていたのに、それでも動作は遅かった。またGUIビルダーなども悪くはないのだが、痒いところには手が届かないものだった印象だった。

それがこのNetBeans6はかなり使えるIDEに進化していた驚いた。必要なものは全部入っているだけでなく、細かいところにも配慮が行き届いていて使いやすいのだ。GUIビルダーもアラインメントとか、ウィンドウの位置を覚えていてくれたりとか、使いやすさの面で抜群の進化を遂げている。そこで、その紹介であるこのHot Topicに今回こそは参加してみようと思ったのだ。

全体では4つのプレゼンを20分づつ行うというもので、本当に「紹介」という趣のものだったが、会場は満席で50人以上の参加者が部屋を埋め尽くしていた。関心の高さが伺え、企画側のサンのスタッフをその盛況ぶりを驚いていた。

の4つのセッションが扱われていた。

最初のNetBeans全般 Java SEのセッションは本当にソフトの紹介という感じであったので、すでにインストールして使っている私にとってはあまり目新しいものはなかったが、それでもGUIビルダーによるデモは非常に見事なものであった。FlickrからイメージのIconを返すクラスが用意してあったが、それを利用してキーワードから写真を引っ張ってくるSwingアプリケーション、しかもバックグラウンドでプロセスを回すものがわずか1,2分で作り上げることができる。

またResourcBundleも言語ごとに並べて管理、翻訳ができるうえ、自動的にLabelなどを登録してくれるので、開発者にとっては非常に助かる機能であろう。

初夏にも予定されている新しいリリースではPHPにも対応するのではないかという未確認情報も飛び出し、期待は膨らむばかりである。