NAKBAを観てきた

NAKBAという映画がユーロスペースで上映中だ。まあ仕事とはほとんど関係ないのだが、今教わっているフランス語の先生の親友で、世界的に著名なフォトジャーナリストである広河隆一氏が監督したドキュメンタリーだ。


パレスチナ問題の根源とも言える、イスラエル建国の歴史に隠された、土地を追われたパレスチナ人の事実を躍動感に満ちた展開で紹介していく。「ユダヤ人が犠牲になったホロコーストの話には耳を貸すのに、なぜ同じような迫害にあっているアラブ人の声は届かないのか」あるインタビューを受けた人物の言葉が印象的だった。

それぞれの言い分はあるものの、現実に起こっている出来事をまっすぐな視点で扱った本作品は多くの人に見てもらいたい。